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ちょっと気になるうるしの話

おっす、ふくだよ。

先日、福井県からうるし屋さんが出張してこられました。

そこで、色々な話を聞かせてもらったりするんだけど、時にいっぺんに認識が変わる事がある。
今回もそんな事があったもんで紹介させてもらうけど・・・・

うるしってのはみんなもご存知の通り、うるしの木の樹液を精製してつくるんだけど、「その木が育った環境でしか乾かない」ていう性質があるんだな。乾かないってのは大げさかもしれないけど、乾きにくいっていうのはあると思う。

というのも、うるしは自分の体が傷つくと樹液を分泌し硬化させて傷ついた部分を保護するんだな。
ってことはその木が育った環境で一番乾きやすい性質の樹液を分泌するわけだ。だって、乾くのに何十日もかかるものを分泌したってその前に木自体がまいっちゃう。

極端な話、南の方で育ったうるしの木からとれたうるしを、極端に寒い地域に持って行って塗っても乾かないってことなんだな。

まぁ、ここまではおいらだって知っていたさ。
今回聞いた話は、そのうるしの木も何種類もあるってこと。
てっきり1種類かと思ってました。お恥ずかしい。

じゃ、種類が違うとうるしの性質はどう違うの?って聞いたら、乾燥の具合とか、透明性だとかだって。

そして、多種うるしの木があってもその性質は種類よりも環境に左右されるとも言ってあった。
要するに種類が同じでも、育った地域が違うと性質も違ったものになるってことだな。

ってことは、うちがとっているうるしは九州で育ったもの?って聞いたら。

そうとは限らないんだって、九州の環境で乾きやすいように数種をブレンドし調合したものを出荷しているということです。


おなじ「早口うるし」のラベルが貼ってあっても九州と北海道では調合を変えているってことです。

「うるしは生きもの」う~ん奥が深い。

余談ですが、毎年当店は地元の小学校の授業の一環で、小学3年生の見学体験を受け入れているんですが、以前来た小学生が、「うるしって、みずうみの底にたまっているんでしょ。」って言った子がいた。
当然、木から採れるってことを教えてあげたんだが。ナンデそんな認識を??


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