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作業 順調に進行中

金環日食はあいにくの天候のため見ることは出来ませんでしたが、落ち込むことなく作業に没頭しています。

さて、注文を受けている特注品の今村様

トノコ下地を完了し、サフェーサーに入りました。
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塗り直しの荒牧様

壁の下地が弱っていました。

ひびが入っていたので、はがして下地のやり直しです。
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脇箱の安永様

先日、漆を塗りました。ほどなく完成です。

以上、作業の進ちょく状況でした。
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お盆前にお願いします。 荒牧様

お盆前にお願いします。と、請け負った荒牧さまの塗り直し。
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40年経過しているとのこと。

仏間の中に蛍光灯があり、正面がかなり紫外線で傷んでいる様子。

お預かりして、一昨日解体
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天気のいい昨日、すす抜き
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40年間の汚れは伊達じゃない。

そして、自然乾燥
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十分乾燥して、次の段階へ進みます。

次は、下地のチェックです。



失敗だっ!

思わず絶叫したくなる瞬間。

精魂込めて塗ったうるしが失敗したと分かった瞬間。
sippai
一列に縮みが出ています。
 
本来は出てはいけないもの。

原因は、表面と内部の乾燥ぐあいの差。

表面だけ乾いて、内部が乾いていないときに起こる現象で、うるしの乾燥が早すぎるのか?厚く塗りすぎたのか?または、急激な気候の変化か?

うるしは薄く塗ると縮みは出ないが、はけ塗りの後の筋(はけ目)が残る。厚く塗るとはけ目は消えるが、縮みが出やすい。

その日の湿度、温度を考慮し、その状態に適したうるしに調合し、厚くなく、薄くなく指先の感覚に神経を集中し精魂こめて塗ってもこの有様。

化学塗料では起こりえない現象。それゆえ、多くの業者は化学塗料を使用します。

研いで、塗り直しです。(あ~ぁ)

うるしは生き物と言われ、塗師は一生かけても完璧にうるしを使いこなすことは出来ないと言われています。

ゆえに、勉強と挑戦の毎日です。

納品です 北島様

さて、先日からお預かりの北島様のお仏壇。完成です。

今回は、洗濯(すす抜き)のみの依頼でしたが、

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左が作業終了後
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上が作業終了後

うるしにかかったすすが見事に落ちています。

うるしの劣化状態によって仕上がりが左右されますが、今回は年数もあまり経っていないことでうるしの劣化が最少だったのが要因です。

うるしにとっては紫外線が大敵で、室内でも蛍光灯に照らし続けているとかなりうるしは劣化します。

ちなみに、うちの店舗は蛍光灯型LEDにとりかえています。

最強の塗料の呼び声高いうるしにも大敵はあるんです。