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工芸士への道3

現在、うるし塗りの毎日です。
塗師の課題作品はというと・・・
sumihiki
とのこ下地の上に墨をひいて・・

中塗りうるしを塗りました。
nakanuri1
1回目の中塗りが終了しました。
nanoda
このあと、2回目の中塗りをする予定です。

蒔絵も
makie
着々と進行いたしております。
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工芸士への道2

第1回目の中間審査が8月20日に行われました。

塗師の審査では、この日までに下地を完成させて伝統工芸館に持参すること。

で、オヤカタの出来は・・・
sitajikansei
こんな感じです。

木地に刻芋して、寒冷紗を張って、あとは地道にヘラでとのこ下地を重ねていき、最後に研ぎ上げてゆきました。

当然この下地は中塗り、上塗りを重ねると隠れてしまいます。

しかし、八女の伝統的工芸品の仏壇はこのように隠れてしまって目に見えないところまで、気をつかって仕上げてあります。

「刻芋」は、木地の継ぎ目がはずれたり、筋目がはいらないように。
「寒冷紗」と、度重なる下地の「ヘラ付け」は、もし、木地が痩せてしまっても木目が出ないようにする為です。

だてに「伝統的工芸品」ではありません。大量生産の品はこんな手間なんか掛かっちゃいません。

ところで、蒔絵の方は?
makie
この段階まで進んでおります。
gennga

原画からすると「扇子」のようですね。
ちなみに、蒔絵の工芸士にエントリーしているには、当店の店長「オオツボサン」です。

第2回目の中間審査は9月15日。
塗師は、この日までに中塗りを2回塗って、箔下部分は「胴摺り」をかけておくこと。

工芸士への道は遠い。

工芸士への道

今年、八女福島仏壇(協)から久々に伝統工芸士を受験するのが塗師3名、木地師1名、彫刻師1名、蒔絵師1名
の6名。

各部門に作品課題があって、前回もお知らせしましたが、塗師は仏壇の扉を1枚仕上げます。

そんなわけで前回の「刻芋」のつづき。
kokuso

Vカットした溝に刻芋うるしを埋め込みます。
これは、目止めと一緒に強力な接着剤となります。
nunokise

その後、「布着せ」といわれる作業です。

寒冷紗をニカワで木地に直接貼り付けます。

これは、木地が痩せて木目が出ないようにする為です。

tonoko

あとは、とのこをへらで薄く付けてゆきます。

以上は、塗師の作品課題です。

gennga

蒔絵の作品課題は、猫戸の蒔絵を描くこと。
まず、原画を描いてイメージを膨らませます。
kinnmaki

そして、塗り板に下書きをして、うるしを塗り金粉を蒔いていきます。

8月20日に中間審査があり、検査員のチェックがあります。
緊張の日々です。

エアコンなしはつらい

毎日暑い日が続いております。

盆前納期の分はすべて納めて、ちょっとゆっくり気味を満喫と言いたいところですが、そうはいきません。

青年部30周年に出展する作品
sitaji
まだ下地状態。

これから、中塗り、上塗りとうるしを塗っていかなければならないのですが、ご存知のように、うるし塗りに埃は禁物。よって、空調を完全ストップしての作業となります。想像を絶する暑さです。

あと、工芸士の作品課題「扉1枚」
tobira
この扉に下地をする前に、「刻芋」(こくそ)なる目止めを行うために、木地の継ぎ目に彫刻刀でV字カットをします。
vkatto
きょうはここまで、

明日はこの溝に「刻芋」といわれる特製パテを埋めていく予定です。