今度の仕事は・・・
おっす、ふくだよ。
今度の仕事の依頼は・・・
刀のさやです。

オヤジさん(もとシャチョウ)の知人の方からの依頼です。
破損部分のみの修復ですが300年以上前の作品だそうで、オヤカタも刀のさやは初めての仕事だそうだ。

継ぎ目のうるしがはがれています。
刀のさやは左右対称のものを張り合わせて、継ぎ目に薄い目止めの和紙を貼り、その上にうるしを塗って仕上げてありました。
ところが、その継ぎ目がはずれて上に貼った和紙自体がはがれている為、このようにまるで1cm巾で線を引いたようにきれいにうるしがはがれたんだって。ってオヤカタが言っていた。
なおかつ、表面を乾漆って言う仕上げ方で仕上げている為、ほかの塗らないところとの塗り面を完全に一致させるのはかなりむずかしいって言っていた。
オヤカタの知人のキムラくん(通称キムチ)は、中学の時に鉄パイプを焚き火であぶり、それを鍛えて刀を作って竹やぶの竹を切りまくって遊んでいてこっぴどく叱られた経験の持ち主だそうだ。
彼は、刀と一緒にさやも自作していたそうだから、彼に聞けばって・・・な、わけないか・・・
さて、どうなることやら・・・
今度の仕事の依頼は・・・
刀のさやです。

オヤジさん(もとシャチョウ)の知人の方からの依頼です。
破損部分のみの修復ですが300年以上前の作品だそうで、オヤカタも刀のさやは初めての仕事だそうだ。

継ぎ目のうるしがはがれています。
刀のさやは左右対称のものを張り合わせて、継ぎ目に薄い目止めの和紙を貼り、その上にうるしを塗って仕上げてありました。
ところが、その継ぎ目がはずれて上に貼った和紙自体がはがれている為、このようにまるで1cm巾で線を引いたようにきれいにうるしがはがれたんだって。ってオヤカタが言っていた。
なおかつ、表面を乾漆って言う仕上げ方で仕上げている為、ほかの塗らないところとの塗り面を完全に一致させるのはかなりむずかしいって言っていた。
オヤカタの知人のキムラくん(通称キムチ)は、中学の時に鉄パイプを焚き火であぶり、それを鍛えて刀を作って竹やぶの竹を切りまくって遊んでいてこっぴどく叱られた経験の持ち主だそうだ。
彼は、刀と一緒にさやも自作していたそうだから、彼に聞けばって・・・な、わけないか・・・
さて、どうなることやら・・・
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気温17度 湿度72%
塗り場での気温17度 湿度72%、今日の天候雨。
うるし塗りには絶対無視できない事があります。それは天気です。
特に今日みたいな時期でこんな条件は非常にデリケートで、明日は雨が上がって6月下旬の陽気などになりかねません。
すると、今日の天候に合わせて調合したうるしだと、乾きが早くてちぢんだり、ぜんぜん乾かなかったりと頭を抱える結果になるのです。
そんな訳で、おっかなびっくり昨日塗ったうるしを今朝観察すると、いい出来でした。
昨年、お預かりした大坪様のお仏壇です。

昨年中は木地修理、宮殿修理、彫刻の彫り足しなどに追われ、やっと、今年からうちでの作業に入れました。
それでも、約4ヶ月掛かったのは、やはり、冬場の気候の影響です。
硬化剤を混ぜると急速乾燥するウレタン系の塗料と違い、自然乾燥する塗料は気候に思いっきり左右されます。
てなわけで、今日もこれからうるし塗りです。
うるし塗りには絶対無視できない事があります。それは天気です。
特に今日みたいな時期でこんな条件は非常にデリケートで、明日は雨が上がって6月下旬の陽気などになりかねません。
すると、今日の天候に合わせて調合したうるしだと、乾きが早くてちぢんだり、ぜんぜん乾かなかったりと頭を抱える結果になるのです。
そんな訳で、おっかなびっくり昨日塗ったうるしを今朝観察すると、いい出来でした。
昨年、お預かりした大坪様のお仏壇です。

昨年中は木地修理、宮殿修理、彫刻の彫り足しなどに追われ、やっと、今年からうちでの作業に入れました。
それでも、約4ヶ月掛かったのは、やはり、冬場の気候の影響です。
硬化剤を混ぜると急速乾燥するウレタン系の塗料と違い、自然乾燥する塗料は気候に思いっきり左右されます。
てなわけで、今日もこれからうるし塗りです。
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