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すすぬき2号

本日

32年ものををすすぬきしました。
yakuekiyakuekigo
相変わらずですがかなりよごれていました。
ところで、今回は変わった現象が、・・・
hen?
よごれを落したはずなのに、ツヤが戻らない・・
よく見ると、汚れた皮膜が・・・
これはたまにある事で、つやを出そうと塗ったワックスの類がよごれを抱き込んだまま劣化したものです。
それで、劣化したワックスをはがしてみると、・・・
totyuu
まだ途中ですけど、こんな感じになりました。一目瞭然です。

掃除屋の後輩「イノウエ」に電話して聞いてみると、
「時間が経ったワックスはそのままでも劣化してつやが落ちるし、塗り重ねるとよごれを抱き込んでゆくので、必ず古いワックスは剥がさなければいけません。最初はキレイになりますが・・続けていかなければかえって悪くなるし・・」
ということでした。

これから、お手入れについて聞かれた時は塗り物の類は塗らないでくださいと言う事にします。



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ちょっと気になるうるしのはなし 

おっす、ふくだよ。

前回、うるしの話をさせてもらったとき、

余談ですが、毎年当店は地元の小学校の授業の一環で、小学3年生の見学体験を受け入れているんですが、以前来た小学生が、「うるしって、みずうみの底にたまっているんでしょ。」って言った子がいた。当然、木から採れるってことを教えてあげたんだが。ナンデそんな認識を??
って、紹介したんだけど、その後、情報をいただきまして原因はこれじゃないかというところにいきつきました。ありがとうございます。パチパチパチ

それは、まんが日本昔ばなしのなかの龍の淵というおはなしからきた誤解ではないかということになりました。見る限り、事実が捏造されているとは思えないが、子供の頃見たあいまいな記憶で誤解が生じても仕方ないっていうストーリーでした。

おいらは、「まんが日本昔ばなし」の大ファンなのでとやかくいうつもりはないが、うるしがみずうみの底に溜まるってのは間違いだと声を大にしていいたい。「ワンッ!」

ちょっと気になるお数珠の話

おっす、ふくだよ。

先日、お数珠屋さんが営業にこられました。

jyuzu
たくさん持ってきたねぇ~

お数珠というと、昨年からいろいろ勉強する機会がありちょっとは詳しくなったつもりなんだけど・・・
せっかくだからいろいろお話聞いちゃおうってことで、またまた、とっ捕まえて質問攻撃しちゃうんだな。
また、目からうろこ落ちちゃうかもナ。

さて、お数珠屋さんの説によると・・・

石(水晶、アメジスト、虎目石、翡翠などなど)は透明感と艶、色の濃淡によってランク付けされます。
AA、 A 、AB、 Bというようにアルファベットでランク付けされるそうです。
おなじ、水晶でもAAとBでは単価がぜんぜん違ってくるのはマァ当然ですね。

そして、石の質は産出される地域や層によって変わるって事ですが、ランク付けの重要な要素である色の濃淡に影響を与えているのは、地中の温度や放射能だそうです。へぇ~へぇ~

また、天然石以外にも「人工水晶」「養成水晶」なるものも有りとの事。

養成水晶とは、圧力を人工的にかけて水晶の結晶を短い時間で作り出すんだって、まぁ、工業用ダイヤなんかもそんな感じで作っているんだろうね。よう知らんけど。

今回聞いたのは、溶かした水晶を再度固めるって事。
いわゆる人工水晶なんだろうけど、天然水晶などを加工する際にでるクズ片を固めて、また水晶にしちゃう技術があるんだと。その際、鉛をまぜると、より透明度が増すんだって。へぇ~へぇ~へぇ~ 10へぇ~進呈(古い)
だから、妙に重い水晶があればそれかもよ。実際、持たせてもらったけどビミョウに重い。(実感)

あと、色の薄い石に色をつけたり、紫水晶を加工して黄水晶を造ったりすることもできるんだって。へぇ~

石も奥が深い。ぜんぜんわからん。だから、信用のある業者としか取引できないんだな。
今回も勉強になりました。ありがとうございました。

作業の進ちょく状況 浅川様

今年の、塗りなおし作業の第1号です。
asakawasama
定かではないが、40年以上経っているそうです。
ranma
かなり、すすがついています。
3月の彼岸頃完成の運びとなるでしょう。

ところで、すす抜き1号は
susunukimae
入浴待ちの状態です。
yakuekiyakuekisonogo

薬液も透明だったのが、このようになります。すすも32年物です。

tobira

扉を右半分すすぬきしました。あまり、汚れていないようですが、全体的に汚れを取ると薬液もまっ黒になっちゃいます。
kansoutyu
乾燥中です。今回、ある事情で屋上で作業しました。

ちょっと気になるうるしの話

おっす、ふくだよ。

先日、福井県からうるし屋さんが出張してこられました。

そこで、色々な話を聞かせてもらったりするんだけど、時にいっぺんに認識が変わる事がある。
今回もそんな事があったもんで紹介させてもらうけど・・・・

うるしってのはみんなもご存知の通り、うるしの木の樹液を精製してつくるんだけど、「その木が育った環境でしか乾かない」ていう性質があるんだな。乾かないってのは大げさかもしれないけど、乾きにくいっていうのはあると思う。

というのも、うるしは自分の体が傷つくと樹液を分泌し硬化させて傷ついた部分を保護するんだな。
ってことはその木が育った環境で一番乾きやすい性質の樹液を分泌するわけだ。だって、乾くのに何十日もかかるものを分泌したってその前に木自体がまいっちゃう。

極端な話、南の方で育ったうるしの木からとれたうるしを、極端に寒い地域に持って行って塗っても乾かないってことなんだな。

まぁ、ここまではおいらだって知っていたさ。
今回聞いた話は、そのうるしの木も何種類もあるってこと。
てっきり1種類かと思ってました。お恥ずかしい。

じゃ、種類が違うとうるしの性質はどう違うの?って聞いたら、乾燥の具合とか、透明性だとかだって。

そして、多種うるしの木があってもその性質は種類よりも環境に左右されるとも言ってあった。
要するに種類が同じでも、育った地域が違うと性質も違ったものになるってことだな。

ってことは、うちがとっているうるしは九州で育ったもの?って聞いたら。

そうとは限らないんだって、九州の環境で乾きやすいように数種をブレンドし調合したものを出荷しているということです。


おなじ「早口うるし」のラベルが貼ってあっても九州と北海道では調合を変えているってことです。

「うるしは生きもの」う~ん奥が深い。

余談ですが、毎年当店は地元の小学校の授業の一環で、小学3年生の見学体験を受け入れているんですが、以前来た小学生が、「うるしって、みずうみの底にたまっているんでしょ。」って言った子がいた。
当然、木から採れるってことを教えてあげたんだが。ナンデそんな認識を??


作業の進ちょく状況 すすぬき編

新春、第1回目のすすぬきです。
今回は、32年物です。
32nenmono

ranma
32年のすすとホコリでうるしも艶がおちていて、金具はサビが出ている状態。

天気のいい日を見計らって洗います。

これから寒波に見舞われそうなこの時期、気長にお天気とにらめっこします。

すっげ、貴重ジャン

おっす、ふくだよ。

先日、いつだったか貴重な数珠の話をしたの覚えてる?

その貴重なお数珠の商談がまとまり、お数珠屋さんに仕立てを頼んでいたのが出来上がり、無事、お客様の「木下様」へお渡しする運びとなりました。パチパチパチ

birumahisui
以前紹介した時は、
birumahisui
こんな状況でした。
その後、珠の色、大きさ、状態をお客様に確認してもらい、契約をいただいて。
その後、仕立てをする為に京都に送りました。
jyuzu

そもそもお数珠というものは、、色がそろっていなければならず、キズがあってもダメ、珠が大きいという事は、それより大きい原石を磨かなければならないから、より大きい石を揃えなければならない為、珠の直径が大きくなればなるほど高価になるというものです。それに、今回のように希少価値の高いビルマ翡翠ならなおさらなんだな。

貴重な経験でした。有難うございました。

あけまして おめでとう ございます

迎春! 2009
 今年もマイペース

fuku